-

おそろいの胃

今週はほとんど家で作業していた。作業を口実に人と会うのをうっすら避けていたようにも今更ながら思う。やることやってその休憩として誰かと会うのはとっても良いと思うけど、最近その休憩中に作業のことを考えてしまう。しかし今日はなかなか集中できず、しっかりやり始めたのは夕方になってから。日が長くなったので時間感覚狂う。

もちろん作業をすることは自分の意思だし楽しいけど、その間に友達みんながどこかで集まっていると聞くとちょっとだけ拗ねる子供のような気持ちになる。

予定を立ててやってるのに終わりがあんまり想像できず不安。これはいつもか。

 

今日は変なくらい食欲旺盛だったので、1日でアクアパッツァとスパゲッティと生春巻きとうどんを作った。間食はコーンフレーク3杯。でもそれぞれ食べてる途中で飽きてしまった。空腹だから食べたいんじゃなくてただ料理と後片付けをして達成感を得たいだけなのかもしれないと思った。ずっと食べ物のことを考えている。明日は特定の生ハムが食べたい。これはスーパーで買える、マスタードとディルに漬けた生ハムスライス。少ししか入ってないけど想像しただけで口の中が唾液でいっぱいになるくらい美味しい。これはここ数ヶ月で週4〜5くらいのペースで食べている。

 

誰かと一緒に何か同じものを食べた時特有の胃の中がおそろいになる感覚がとても好き。それぞれの胃に同じタイミングで放り込まれた同じ食事を同じくらいのペースで消化してドロドロにしていく過程にロマンチックを感じる。

これを数年前、当時の恋人に変な表現だと言われてからなんとなく憚られて誰かに共有することが減ったけどこの気持ち忘れずにいたい。