-

夕方に吹く、春になりかけの風

部屋の空気がこもっていたので、窓を開けて新しい風を入れたら春の初めの香りと共に動悸がした。考えてみたら、数年前これくらいの時期の夕方にかなり嫌なことがあって少し変になったんだった。
自分の誕生日が少しづつ近づいていることは嬉しいはずだしあの時の自分はもう全くの別人なのに、一瞬香った風の匂いで思考が引きずられてしまうのは理不尽だ。

でもそれ以外に思い出すことがほぼなくなったのはよかった。

 

最近部屋の掃除を隅々までしたり、不要な書類を捨てたり、Mac内のダウンロードフォルダを空にした。自分の持っているものを減らす作業は時につらいけど、私が今何を所有しているのか全部分かる、という事実は心を落ち着かせる。

もっと掃除がしたい。


今日は母や大学の友達と電話をして、『ニューヨークの山本さん』というコミックを読んだ。ベッドでダラダラしていたので景気づけ(?)に読みたくなりキンドルで購入。
国も人も違うけど親近感湧くところもあって、自分もどうやっていくか〜という思いになれてよかった。
そういえば私がこの国へ引っ越してきたのもちょうどこの時期だった。電話口でお母さんにエールをもらって泣いた。


その後なんかネガティブだな〜と思ったら今日は何も食べてなかったことに気づいた…。
最近はやることがいっぱいだけどちゃんと計画を立てると全てうまくいくし、予定変更があっても自己嫌悪感は少ない。

買い出しをしに少しスーパーまで歩くことにする。