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今日見た夢。ココナッツマカロンと喋る豚

家族でどこか泊まったはずなのに私は1人でゆるやかな山頂のようなところで目が覚めた。全ての方向から柔らかく降り注ぐ朝日が空の色を淡いピンク〜緑〜黄色〜紫などの色に変えていてとても神々しかった。

ゆっくり起き上がるとスポーツサークルの人々がジャージ姿でジョギングしていた。ここには小さな山小屋があって、ココナッツの香りのする個包装のマカロンを配布していた。家族の分と思って4つも取った。

家族を探す為に山を下っていくと、地形がなんとなく渋谷駅のような構造をしていた。下るにつれて人も多くなっていったが一向に家族が見つからない。誰かに尋ねると紙をもらい、そこに母の携帯番号を書いた。筆跡が自分のものにならないことには気付いていたけど、はっきり分かるように何重にも数字をなぞった。

それから道中で会った人たちの車に乗せてもらうことになった。座り心地が宇宙船みたいだと思った。

車は山脈をなぞるように、やや傾いたまま進んだ。すると大学?教育機関のような建物に辿り着いた。

そこでは妖精のミイラが展示されていて、他にも奇妙な標本たちが並んでいた。

それを横切ってさらに進むと、少し広い部屋に入った。

入った瞬間少し異様な空気に包まれていた。人間の脳を入れられた豚、羊、ねずみなどの動物が二足歩行したり他の人間たちと談笑していたのだった。私はその恐怖にびっくりして一旦部屋を出たが、怖いもの見たさでもう一度入室した。

部屋の中には動物たちと人間がいた。それぞれの生き物が小さな売店をやっていて、ポップコーンや軽食のサンドイッチなどを売っていた。そこに売っていたジュースのパッケージは澱んだ紫に黄色いポップ体で日本語(でも文法的におかしい)が書かれていて全く飲む気が起きなかった。

ある1人の女性が私にトーストを手渡した。それは厚さ10cm縦30cmはありそうなもので、スポンジのような手触りだった。それに困っていると横から豚が「食べないなら頂戴よ!こっちはお腹が空いてるんだ!」と距離をギリギリまで詰め、私を押しながら主張して勝手に食べようとしてきた。そのアグレッシブさに慄きながらもトーストを一口食べたらほんのり甘く、悪くない味だった。かといって食べ続けたいとも思わなかったので豚に残りを分け与えた。豚は喜んでバクバクとトーストを食い尽くした。

 

ここからはもう忘れてしまった。部屋の掃除や使っていない物を捨てたりと徹底的に整理整頓した日の夜に見た夢。