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婦人科で検査

今日は婦人科へ行った。

こちらへ住んでから違うところへ2ヶ所ほど訪れたことはあるものの、お医者さんが高圧的で泣きそうになったり、やんわりとした内容しか話してくれなかったり(私の話し方も良くなかったかもしれないけど)、さらに新患を受け付けてないところばかりで何度も予約の電話で断られてきた。

そして入っている保険のサイトから予約サービスがあることを少し前にようやく知って、たどり着いたのが今日の病院。

家からも歩ける距離で、散歩がてらに行くにはちょうど良かった。

 

病院へ検査に行くのは久しぶりだったので緊張してたけど、受付の人もお医者さんもとても優しかった。

診察室に入るとお医者さんは私の不安を察してか、たまに世間話を挟みながら問診してくれた。

「学生さん?何を勉強してるの?」と聞かれて「芸術です」と答えると、「芸術ね…」と言いながら私の書いた問診票にKunst、としっかりメモしていた。

その後診察中も小さな世間話は続き「日本から来たんだね!大豆いっぱい食べると良いよ!」と言われて「はは、お味噌汁とか良いですね…」と返事した瞬間、そのお医者さんの優しさとお味噌汁のほっとする味を同時に感じてちょっと泣きそうになった。

 

新患受け付けてないため予約できず、緊急性のない検査だったので先延ばししなければいけない中、ネットで調べただけの情報にどんどん不安になることもあった。でも行ってしまえば拍子抜けしてしまうくらいなんともなかった。

保険の予約サービスは日にちと場所しか選べなかった割に、今回一番良いと思える病院が見つかったので良かった。

この国では保険料を高く払う代わりに診療代が無料なのは嬉しい。そのおかげで少しの不調でも気軽に病院へ行って治すことができる。でも待ち時間が長い、予約が取りづらい、最初にまず家庭医?へ行かなければいけないのは面倒なところ。例えば腹痛があるから直接消化器科へ行くのではなく、家庭医へ相談→必要があればさらに別な病院へ。という具合。