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たこぱした

ずっとやりたかったこと、それはたこパ。
ポップケーキという棒付きキャンディー型のミニケーキを焼く機械で、たこ焼きができるらしい…という情報をどこかで聞いてからずっと気になっていた。

しかし東北生まれの私にとってたこ焼きは屋台やお店で食べるもの。
そのためだけに器具を買うのはなんだか気が引けて、いつも帰国した時にだけ食べられたら良いやと思っていた。

そんなある日、よく一緒に日本食を作る友達と次に何を作るか話していて突如出た「たこ焼き」の案…そして即その場でフリマサイトで問い合わせ。ノリで購入。

写真奥のbabycakesがその機械。

先日のパリ旅行で紅生姜と青のりも発見し準備万端。

せっかくなので他の友達2人も誘ってみんなで焼きまくる。

生地は最初粉の分量が多すぎて少し固かったけど、水の量や焼き加減を調整し、だんだん回数を重ねるたびに思い出の遠くへ葬られていたたこ焼きの食感に近づいていった。

そして生地が残り半分以下になる頃、カリとろ熱々たこ焼きが卓上に…!

日本人が何人もいると共通認識に基づいてみんなで試行錯誤できるので、完成した時の達成感と味のクオリティに大満足できて嬉しさ倍増!

自分だけで日本料理を作るときももちろん美味しいものを作ることに注力するけど、記憶の中の味や食感にまあまあ近づいたなというレベルで満足(せざるを得ない)ことが多いので、プラスアルファの味の深みみたいなのを再現できずいつも少し悔しい気持ちになる。。

もちろんどっちにしろ楽しいことに変わりはない!

 

最後の方はたこチーズもち(たまに海老)という強欲セット。
もちろんとても美味しかった…。

機械が小さいので休憩入れつつ焼いて、それでもお腹いっぱい食べられる量焼けて嬉しかった。
babycakes自身もまさかたこ焼き焼くために使われるとは予想してなかっただろうな。

もう既に恋しい。またすぐやる